Office 365の各種URL

遅くなってしまいまして申し訳ないですが、以前の投稿「祝!Office365日本リージョン」のフォローアップです。

あの投稿と平行しましてMicrosoft側にも調査をお願いしていたのですが、どうやら私の普段利用していたログインスクリプトの接続先URLが古く、そのURLを利用した場合に接続できないという事象だったとのこと。

確かに、いつの間にかTechnetなどの接続先が https://ps.outlook.com/powershell/ から https://outlook.office365.com/powershell-liveid/ に変わっていました。(2014/2/19の英語版の改定からそうなっていたようですね)

ただ、個人的に素晴らしいなと思うのは、「古いURLを使っているとつなげない」という問題に対して、単純にそれをKBとして公開して終わりではなく、それを使い続けている人がどういうシナリオで使っていて(例:スクリプトに埋め込んでいる)、その人達に対してどう伝えれば効果的(例えばCommunityの上の方に固定表示させる)なのかを色々と考えてくれるのだな、と感じました。

ただ、この投稿を書いている現在は問題であったDNSレコード pod51075psh.outlook.com のDNSが登録されたようで、古いURLからも接続できるようになっているようです。何か有った場合のサポートコストを考えると、新しいのにばっさり切り替えるよりは今までの互換性を担保できるようにした方が良いとの判断でしょうね。
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私自身、ポータルのURLが変わるという情報は blog【重要】Office 365 にサインインするためのアドレスの変更について などで見ていたので気づいていましたが、PowerShellの接続先は見落としてました。

自身のリマインダも兼ねて、接続先URLを新旧対応含めいくつか記載しますね。

  • Office365 ポータル:https://portal.office.com (旧:https://portal.microsoftonline.com)
  • Outlook Web App:http://mail.office365.comまたはhttps://outlook.office365.com/owa/contoso.com(旧:https://outlook.com/owa/contoso.com)
  • Exchange管理Shell:https://outlook.office365.com/powershell-liveid/ (旧:https://ps.outlook.com/powershell/)

それぞれ、古いURLを使っていると一部挙動がおかしく(OWAからサインアウトできない)なったりすることもあるので、確かに全クライアントPCで変更するのは大変ですが、そろそろ新しいURLにブックマークやスクリプトなどは変えて行った方が良いかと思います。

MVP Community Camp 2015に登壇します

1/31(土)に全国8都市で実施されるMVP Communitu Camp 2015の東京会場(品川・Microsoft)で、1セッション担当させて頂くことになりました。

MVP Community Camp 2015
https://msevents.microsoft.com/cui/EventDetail.aspx?EventID=1032608669&culture=ja-JP

同一会場内だけで4セッションもあるので、1つくらいは若手/若年層向けではなくITPro向けの話でもいいかな、と思ってます。予定しているタイトルは以下の通りです。

Office 365 オンプレミス製品の共存/使い分け

Office365が出て、最近あまり話を聞く機会が無くなったExchange/SharePoint/Lyncのオンプレミス向けのServer製品について、Office365がでてきた今だからこその観点で話をしたいといます。

そんなのOffice365で良いじゃんと思われる方もいらっしゃると思いますが、実はオンプレミス製品も需要有るんですよというのを、なるべく実例を交えて話させて貰いたいと思いますので、お時間のある方は是非参加していただければと思います。

ちなみに、来週末ですが、スライドの進捗は…非常に悪いです(w