過去30日の障害履歴が閲覧可能に

Office365のサービス正常性ダッシュボードでは、従来は現在ならびに過去1週間のサービス状態のみ閲覧が可能でした。しかし、IT管理者の方が長期の休みの場合や、原因調査に時間が掛かって事後インシデントレポート(PIR)が遅くなったような場合に過去の物を参照できなくなるというケースがありました。

最近、このダッシュボードの上の部分に「過去30日間の履歴を表示する」というリンクが付くようになりました。
20130226_05

これを開くと、過去1ヶ月間に発生したインシデントの状態が一覧で表示されます。PIRが発行されている物はここからダウンロードすることができます。
20130226_06

これで、月次レポートなどを社内で作成する為に、データを毎週ダウンロードして保全しておくという手間が無くなり、月に1度で済むようになくなりました。

今後もどんどんユーザーの声を取り入れて良いサービスになっていって欲しいですね。(勿論、障害自体が無くなるにこしたことは無いと思いますが)

Office 365 Home Premium

北米では、Office2013の発売形態として、Office 365 Home PremiumならびにHome & Student 2013が店舗での主力形態として販売されています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

価格は、それぞれ$99.99と$139.99。売り方は、

  1. 年間$99.99でMacやタブレット含めた5台まで利用できてバージョンアップ有り、Skypeの無料通話にSkyDriveが+20GB付いてくる。
  2. $139.99のワンショットのみで1台可能。

で、さあどっちにする?という雰囲気でどの店でも併売しています。結構Office 365 Home Premiumのお得感が出ているかな?という感じですが、今週出るOffice365 SmallBusiness Plan P2とのからみもあるので、どれが一番良いかというのは利用形態によるのかと思います。

さて、このOffice 365 Home Premiumですが、日本では販売されていません。箱の裏書きにも書いて有るとおり、購入ならびにアクティベーションは米国とカナダでしか許可されていません。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回は、グローバルサミットの最中に北米で購入されてアクティベーションされた方がいたので、その際に見せて貰った内容について紹介します。

箱の中にはシンプルなマニュアルとプロダクトキーが書かれたカードが1枚のみ入っています。セットアップメディアは含まれておらず、プログラムは全てダウンロードして利用します。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まず、最初にマイクロソフトアカウント(Windows Live ID)にそのサブスクリプションを紐付け(もしくは新規作成)します。

www.office.com/setup にアクセスすると、画面が表示されますのでその指示に従ってサインイン・プロダクトキーを入力すればアクティベーション完了です。あとはセットアップファイルを落としてきて実行すればOKです。簡単ですね。
無題

また、その後の更新に関してですが 1)オンラインで購入する の他に、 2) 再度パッケージを購入してアクティベートするという方法も取れるようです。

一度アクティベートしたIDに、再度2)で購入した別のプロダクトキーを入力すると有効期限が1年延長されます。残念ながらSkyDriveについては最初のアクティベートの時に+20GBされますが、2回目の際に更に+20GBされるということは無いようです。

ちなみに、日本からは購入できませんので、1)については日本のカード番号を入力するとその時点で弾かれるようです。

色々整理が必要だとは思うのですが、早く日本でも発売して欲しいですね。

MVP Global Summitに参加してきました

アメリカのベルビュー、レドモンドで開催されたMVP Global Summitに初参加してきました。

セッションの内容自体はNDAの関係で書くことは出来ないのですが、全世界からMVPが集まって、Microsoftの開発者から製品の動向や今後についての話を聞けるという、とても貴重な機会が得られるイベントです。

現地へはシアトル・タコマ国際空港からバスで向かう形になります。シアトルまでは成田から直行便が出ていて行き8時間、帰り10時間くらいの距離です。日本からは視察ツアーも組まれていましたが、私は航空券は自分で取ってしまっていたので、往復の送迎のみ依頼しました。

空港の入国審査では列の後ろの方だった為か、「Microsoft ?」と聞かれて確認メールを見せるだけでスムーズに通れました。空港からはツアー組に合流して、バスに乗り込んで市内観光をしつつホテルに向かいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

一番最初に向かった先は、地元の電気屋とスーパーマーケット。日本では発売されていないWindows PhoneやOffice 365 Home Premiumなどを堪能しました。早くも日本未発売のYogaを買われているMVPも。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

その後、パイクプレースマーケットでスターバックス1号店を見たり、市場を見て回って買い食いしたりしたあと、Ivar’sでお勧めのクラムチャウダーを頂きます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

唯一、イチローの写真が残っている看板の前を通りつつ、最後のツアーの観光地であるビール工場に。5種類のビールを試飲しつつ、歴史や製造法などに関する話を聞きました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ホテルにチェックイン後、サミットのレジストレーションを終わらせた後、ベルビュースクエアのマイクロソフトストアを除いたあと、プレパーティっぽいのに出席して何人かのMVPに挨拶。夕食は近くの店で日本のMVPとステーキを堪能しました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さて、月曜日からはいよいよセッションが始まります。私の取っていたセッションは全て会場がレドモンドの本社(マイクロソフトキャンパス)で実施されるので、ホテルからシャトルバスで向かいます。

キャンパスという名前がぴったりな広大な敷地と100を越える建物という、圧巻な雰囲気の場所でした。初日こそ、色々な建物をバスの路線図を確認して移動しながら…という感じでしたが、2,3日目は一日中同じ建物だったので、そこは楽でした。
2013_02_18_12_50_55

開発者と各国のMVPのディスカッションはとても刺激でした(まあ、白熱してくると半分くらい聞き取れなかったりしますが)。

何より良かったのは、「こんな細かいこと考えてるのはきっと日本だけなんだろうなぁ」と思った所、十数人来ていた各国のOffice365 MVPたちも、実は同じ事思っていてそれを開発者に伝えていたという点です。

一方、会期中のベルビュー側では以下の様なパスを首からぶら下げた人たちがベルビュースクエアを闊歩し、入荷したばかりのSurface Proを買い漁るという特異な事案が発生していたようです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
夜は、毎日パーティみたいな物が企画されていて、MVPやMicrosoftの方との交流を楽しみました。終わってから店に繰り出したり、その後も部屋飲みしてたりとなかなかに熱い夜を過ごしました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

特に、最終日の夜のはスタジアムを貸し切ってやるパーティは圧巻の規模でした。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

ちなみに、少しはしゃぎすぎて部屋帰ったら足負傷してました(w
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

とてもエキサイティングな日々でした。また機会があれば是非参加させて頂きたいです。英語も勉強して、あの討論に混じれるようになりたいと強く感じました。

Office 365ポータルが新しくなります

今朝辺りに、Office365の各テナント管理者宛に以下の様なメールが送信されました。Office365のサインインページがまもなく変更になるので、先に試したいなら試してくれって内容です。
20130215_05

早速、リンクをクリックして画面を確かめたいと思います。直接行く場合は https://login.microsoftonline.com/optin.srf のアドレスにアクセスします。
20130215_01

ここで、【Opt in】をクリックすると新しい画面にアクセスできるようになります。 https://portal.microsoftonline.com にアクセスすると、以下の新しい画面になります。
20130215_02

軽く触ってみましたが、変更になったポイントが2つだけ見つかりました。

まず1個目は、https://login.microsoftonline.com をブックマークなどしていた場合、画面表示が変わるようになりました。(左側半分が表示されません)
20130215_04

もう1点、シングルサインオンでログインする場合の挙動が変わります。今まではシングルサインオン用のIDを入力したら下にリンクが現れて、リンクをクリックする必要がありました。が、今回はIDを入力した段階で自動的にリダイレクトが走るようになりました。
20130215_03

スマートフォンからアクセスするときの画面イメージが良い感じですね。
20130215_06

Office 365 Preview Service Descriptions

現在プレビューである次期Offie365ですが、Technetでサービスディスクリプションが公開されております。 Office 365 Preview Service Descriptions

サービスディスクリプションとはいっても機能一覧のYes/Noをベースとした比較的簡易な物です。今日は、この中からいくつか気になる項目をピックアップしてご紹介します。

Office365 Platform

  • Networking – Allowed IP addresses & IP Protocols [全プランYes]
    • ADFSを利用せずにIPアドレス制限ができるのかと期待したのですが…よくよく説明を読んでみるとOffice 365 URLs and IP address rangesで公開している物のようです。
    • その他、詳細説明部分でIP Protocolの説明の中に、IPv6をオプションでサポートするという話が記載がございました。全機能で利用可能というわけでは無いようですが、今後情報収集したいと思います。
  • Office365 Admin Center – Use Windows PowerShell to manage Office 365 [Small BussinessでNo]
    • Small Businessと同Premiumのみ、Noになっており、注記を見てみると、「接続は可能だが非推奨」になっています。やはりユーザー層を見た場合、コミュニティベースのみサポートということもありPowerShellは難しいだろうという判断になったのでしょうかね。
  • Reports – Create your own reports using Office 365 reporting web services[SmallBusiness以外でYes]
    • Office 365ですが、オンプレミスのソリューションに比べると基本的にレポートが弱いと言われてます。レポートレポーティングWebサービスの詳細がどこにも載っていないのですが、API的に公開されたりするのであれば期待できそうです。

Exchange Online

  • Recipients – Address Book View Customization & Custom Address Lists[全てYes]
    • グループ企業で利用している場合の会社毎のグローバルアドレス帳、ビル毎の会議室一覧などオンプレと比較して利便性の低かった部分が一部解消できそうです。(現時点ではまだコマンドが開放されていないようですが)
  • Sharing and Collaboration – Site Mailbox[全てYes]
    • SharePoint Online(2013ベース)が必要になります。
  • Sharing and Collaboration – Public Folders[全てYes]
    • オンプレのExchangeを利用している場合、既存でパブリックフォルダが多く利用されていることが多いです。現バージョンではこれが利用できませんでしたが、新しいバージョンから利用できるようになるようです。

SharePoint Online

  • content – Site mailbox
    • Exchangeの部分で記載しておりますが、メール(Exchange)と連携したサイトを作成できます。
  • すいません…機能一覧見てもあまり差が分かりませんでした。

Lync Online

  • High Definition Video or Pictures of All Attendee
    • 高画質なんだと思うのですが…こちらの回線環境があまり良くないのかまだ実感できてないです。

今後、色々とマイクロソフトさんからも新機能紹介が出てくると思います。こちらからも、実際に利用できるようになったらどんどん試して紹介していきたいと思います。

Office365におけるPowerShell

この投稿は、PowerShell Advent CalendarならびにOffice365 Advent Calendarに参加しています。

Office365の管理では、色々なところでPowerShellが活躍します。それは、Small Business向けのプランであるOffice 365 プランP1においても同様です。Office365の設定は基本的にコントロールパネル(ブラウザ)から行うか、さもなくばPowerShellから行う形になります。

ただ、ブラウザから設定できることは比較的少なく、かなりの数PowerShellを使わないと設定ができないというケースが発生します。例えば、メール(Exchange)で以下のような設定をするケースの場合です。

  • あるメールアドレスを全社のグローバルアドレス一覧に表示しないようにしたい
  • AD上に無いカスタムの拡張属性を使用して、社員の詳細属性(雇用形態や休職者区分)を設定したい
  • 複数メールアドレスを持ったユーザーの返信において利用するメールアドレスを変更したい
  • 不要なプロトコル(IMAP、POP、MAPI、OWA)を無効化したい
  • OWA上から添付ファイルを開いたりIMを利用したりすることを無効化したい
  • あるメールアドレス(例えば非常勤役員や休職者)に特定の送信者以外からメールを送付できないようにしたい
  • 他のユーザーのメールアドレスでメールが送信できるようにしたい(送信者アクセス権・代理人アクセス権の設定)
  • 頻繁に変わるADの属性を元にした配布グループを作成したい(勤務地が東京本社のグループ、全組合員グループなど)
  • 社用車やプロジェクターなどを施設予約で利用したい(備品用メールボックスの作成・管理)
  • 複数ユーザーで1つのメールボックスを利用したい(共有メールボックスの作成・管理)
  • 出向中など、メールアドレスのみでメールボックスが外部のユーザーを作成したい(メールユーザーの作成・管理)

Exchangeをしっかり活用しようと思うとPowerShellが必要になりますが、小規模なユーザーにPowerShellは少し障壁が高いという話は確かによく耳にします。

ところで、現在カスタマプレビューを行っている次期Office365では、Exchange 2013がベースとなっています。Exchange2010の時と比較して、かなりコントロールパネルから設定可能な項目が増えました。また、現在案が公開されているサービスディスクリプションでは、Small BusinessプランでのPowerShellによるOffice365の管理は「可能だが非推奨」となっています。
無題20121212

実は、上で一覧で書いた項目についてはPowerShellを使用しなくても全てコントロールパネルから設定できるようになりました。(少なくとも、現在のプレビュー時点では)

ただ、これはPowerShellが不要になるという訳では無く、今後も多くの件数を同時に行う場合や定型処理やバッチ的に処理する場合など、PowerShellが活躍することになると思います。

Office365 2012年10大ニュース

この記事はOffice365 Advent Calendarに参加しています。

マイクロソフトのパブリッククラウドサービスであるOffice365がリリースされてから1年半、クラウドサービスの特性上、さまざまな変更や更新などがOffice365においても行われました。

今回は、この1年を軽く振り返って自分的なOffice365の10大ニュースを考えてみました。10位から順に…

第10位 2012年10月期で日本のOffice365 MVPが+2名

まず、軽めのところから。今年の10月期に、中村さんがMVPアワードを受賞させていただきました。公開されている限りで1名だった日本のOffice365 MVPが3名に増えました。

第9位 Office365勉強会開催発足

目代さんなどを中心に、Office365のユーザー同士が情報交換をしあう勉強会が発足し、3回開催されました。今後もこういった活動が活発化していくといいですね。

第1回 Office365 LT大会 第一回 まとめ
第2回 Office365勉強会 ライトニングトーク 第2回 まとめ
第3回 Office365 勉強会 #3 まとめ

第8位 BBCSリリース、BlackBerryからもOffice365が利用可能に

Office365リリースに遅れること半年、BlackBerry Business Cloud Services for Microsoft Office 365がリリースされ、Office365ユーザーは無償でBlackBerryから接続ができるようになりました。

第7位 Office365のID基盤がAzureに

Office365のバックグラウンドで利用されていたID基盤が独立して、Windows Azure Active Directoryとなりました。今後の他システムとのシングルサインオンのみならず、API連携なども期待が持てます。

第6位 ADFS運用開始から1年で証明書トラブル多発

ADFSが運用開始されて1年経過した時点で手動で必要となるトークン署名証明書の更新作業。残念ながら、春~夏頃にかけては公開されている情報も少なく、多くの先行導入ユーザーの環境においてトラブルが発生してしまいました。

第5位 サポート終了情報

早い段階から予告があった通り、IE7がサポート終了しました。また、早くもディレクトリ同期ツールの32bit版の年末でのサポート終了が予定されています。クライアント環境のみならず、連携しているサーバのバージョンアップも今後は必須になっていくということでしょうね。

第4位 各種サービスからOffice365への移行が実施

Office365の前身サービスであるBPOSからの移行に引き続き、Office Live Small Businessからの移行が行われました。特に完全な後継となるサービスではなく、一部機能がなくて利便性に劣る部分があるという話や、独自ドメインサービスがドメインレジストラに移管されたものの、.jpドメインが対応していないなどの話が多数コミュニティに寄せられました。

現在はLive@eduのOffice365(Aプラン)への移行が行われているようです。

第3位 各種バージョンアップ・機能追加や制限緩和

クラウドサービスを利用するメリットでもある、サービスの自動アップグレードです。新機能としてはセルフパスワードリセットやOffice Web Appの機能追加、Exchangeの削除済みアイテム保持期限、24時間の送信アドレス数制限、受信トレイルールのクォータなどが緩和されたり管理者が自身で実施できるようになりました。

また、目に見えるところではありませんが、Exchangeのバージョンアップによって耐障害性が向上するとともにActuveSync/Autodiscoverに完全準拠していないクライアントからの接続性も向上しました。

第2位 次期Office365

早くも次期Office365のプレビューが開始され、来年早々には本格的なバージョンアップが開始される見込みです。ほぼオンプレミスの製品と同時にクラウドサービスとして出してくるという点や、Officeクライアントアプリケーションの次期モデル、クラウド側はそのままにオンプレミス製品のCALのみ価格を上げてきていることを考えると、マイクロソフトが収益モデルの転換を図ろうとしていく点が見えてくる気がします。

第1位 相次ぐOffice365の値下げ

リリースから8か月でOffice365値下げ
⇒ E1で$10(1,000)→$8(800) E3で$24(2,400)→$20(2,000)
値下げから半年後でさらに値下げ(日本リージョン)
⇒ E1で800→660 E3で2,000→1,800

2回目は、米国側の価格はそのままで日本定価の変更(=想定ドル円レートの変更)のみなので、厳密には値下げではないのかもしれませんが、実質的にはこの1年で日本のユーザーは当初と比較してOffice365をかなり安く利用できる状況になったと言えるかと思います。

ただ、Office365のパートナー企業は、サービス価格の何%といったMicrosoftからのインセンティブをベースとするモデルでビジネスを行っている場合もありますので、良いことばかりという訳ではないのですけれどね、、、

来年も次期バージョンへの移行をはじめ、色々なことが出てきそうです。今までのオンプレミスのシステムとは違い強制的にアップグレードされていくので、今後はその追従が重要になっていきます。

特に仕様変更などの場合に、各ユーザーにおいての負担が少しでも軽減できるよう、今後もなるべくタイムリーに新しい情報を調べて公開できるようにしていきたいと思います。

Office365導入トラブルあるある

社内の環境で利用していたシステムを、Office365のようなインターネット上のクラウドサービスに移行すると、事前に検討・準備したつもりでもいざ導入となった時に色々と検討漏れが出てきてしまうことがあります。

単純に設定変更や運用回避などができる物であれば問題ないですが、例えば会社のセキュリティポリシーの変更やパソコンの入れ替え、VPNサービスの更改などが必要な場合、導入スケジュールに大きな影響を与えてしまうことがあります。

ここでは、メモ書き程度にOffice365の導入トラブルのあるあるを記載させて貰います。

【クライアント編】

①クライアントPCが要件を満たさない

  • 社内システムの要件でIE6をUpdateできない
  • 空き容量が少なくて更新プログラムを適用できない

②既存で利用しているメーラーが対応していない

  • Outlook2003を利用している
  • 標準メーラーがPOP3S,IMAP4S,SMTP(TLS)に対応してない

③ユーザーがクライアントPCの管理者権限持っていない

  • サインインアシスタントなどがインストールができない

Continue reading

Office 365 Advent Calendar 2012やります

Advent Calendarとは、12月1日からクリスマスまでの間、参加者が日替わりで記事を書く年末恒例のイベントです。今年は、テーマ「Office 365」で実施したいと思います。

内容については特に制限は設けませんので、Office 365に関する事でしたら技術的なことでも、導入の体験談や関連ソフトの紹介などでも、何でも構いません。

Office 365 Advent Calendar 2012

誰も参加者がいないと、1人で25日間連続でblogを書かないといけないという悲惨な事態に陥ってしまうので、軽いノリで是非参加頂ければと思います。

Microsoft MVP(Office365)受賞しました

10/1に通知があり、Microsoft MVPをOffice365のカテゴリで受賞させて頂いたとのこと。

これも、いつもblogを見に来て下さっている皆様や、勉強会などの場を提供頂いている方々のおかげだと感謝しております。今後も、blogにコミュニティに、皆様に役立つ情報を発信していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。


2012.10~