社内の環境で利用していたシステムを、Office365のようなインターネット上のクラウドサービスに移行すると、事前に検討・準備したつもりでもいざ導入となった時に色々と検討漏れが出てきてしまうことがあります。
単純に設定変更や運用回避などができる物であれば問題ないですが、例えば会社のセキュリティポリシーの変更やパソコンの入れ替え、VPNサービスの更改などが必要な場合、導入スケジュールに大きな影響を与えてしまうことがあります。
ここでは、メモ書き程度にOffice365の導入トラブルのあるあるを記載させて貰います。
【クライアント編】
①クライアントPCが要件を満たさない
- 社内システムの要件でIE6をUpdateできない
- 空き容量が少なくて更新プログラムを適用できない
②既存で利用しているメーラーが対応していない
- Outlook2003を利用している
- 標準メーラーがPOP3S,IMAP4S,SMTP(TLS)に対応してない
③ユーザーがクライアントPCの管理者権限持っていない
- サインインアシスタントなどがインストールができない