最近、環境によってディレクトリ同期のセットアップが「Microsoft Online ServicesサインインアシスタントサービスのインストールによりFAILが返されました」というエラーで失敗するようになりました。
1638のエラーコードで調べても詳細が分からなかったので、状況から考えまてみます。
- 2ヶ月前に同じ手順でインストールした際は出なかった。
- サインインアシスタントは既にADFSのセットアップ時にインストールしている。
…バージョンがクサいですかね?
他のサーバからディレクトリ同意ツールのセットアップ時に自動インストールあれるバージョンは7250.4285.0ということがわかります。
対して、現在インストールされていたサインインアシスタントのバージョンを確認したところ7250.4287.0と少し新しい状態でした。というわけで、一度Micrsoft Online Services Sign-in Assistantをアンインストールしてから、再度ディレクトリ同期ツールをセットアップしたところ、無事インストール完了できました。
と言うわけで、Windows PowerShell 用 Microsoft Online Services モジュールやADFSなど、先にサインインアシスタントをインストールした場合はご注意頂ければと思います。(ちなみに、4285から4287はWindows Updateで表示されますが、インストール不要と出ます。)
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