Office365にサインアップを行う際、最初に作成されるアカウントは(その時点で)唯一の全体管理者として作成されます。
通常は、このアカウントを利用して色々Exchange OnlineやSharePoint Onlineの設定を行うことができるのですが、テナントによっては希に以下の様な事象になり、Exchangeの管理ができなくなることがあります。
①管理者メニューのExchangeを開くと、組織では無く個人のExchangeの設定が出てしまう。
②Office365管理センターのサービス設定からExchange関係の設定をしようとすると403アクセス拒否のエラーが出る
どういうメカニズムで発生しているのか、少し中を見てみたいと思います。まず、新しい全体管理者のアカウント(今回はadmin02という名前)を作成します。この新規で作成したユーザーはExchangeの管理画面(Exchange管理センター)に接続できるので、接続後に[アクセス許可][管理者の役割]を見てみます。
TenantAdmins_xxxxxという名前のグループがありますが、ここに通常は全体管理者のユーザーがコピーされてきます。このグループがOrganization Managementのメンバーなので、全体管理者がExchangeの管理権限を持つという仕組みです。ここで、メンバーがadmin02という新規で作ったユーザーしかいないことが分かります。
よって、この事象は恐らく全体管理者のメンバー情報がOffice365ポータルからExchangeにコピーされる際に、タイミングや不可の問題等で欠落してしまったと推測されます。また、最初のユーザーでのみ発生することから、テナントのプロビジョニングの問題と考えられます。
よって、最初のユーザーから一回全体管理者の管理権限を外し、再度付け直すことによって解決を試みます。
反映までに若干時間が掛かりましたが、これでTenantAdmins_xxxxxのメンバーに最初の管理者が追加されました。後は、必要に応じて一時的に作成した全体管理者アカウントを削除するなりすれば問題なく利用できます。
Outlookの起動時にメールボックスに「名前」の書き込みが要求されます
パソコンを交感したため、旧パソコンの書き込み名前を失念したため新しいPCの
Outlookが立ち上がりません。
Exchangeの管理者に問い合わせよとのコメントがでます
このコメント蘭で解決できるでしょうか
申し訳ございませんが、こちらは個人で備忘録的に作成しているblogになっておりますので、
サポートはMicrosoftの所定の窓口なりにお願いできればと思います。