オンラインサービスの価格について

Office 365をOEM提供するシンジケーションパートナーより一部情報が出始めましたので、巷で噂されておりますOffice 365の値上げについてお話をさせて頂きます。

最大3割以上のUpもあるプラン別の値上げ!!駆け込みがお得!?

クラウドサービスは、AWSの値段に代表されるようにハードウェアの価格低減などの要因で、時間が経つに従って「値下げ」される物だという印象があります。

実際、Office 365も2011.6に発売になってから2度値下げがされております。例えば、E1、E3の価格の変化は以下の通りです。

Office 365 E1 : 1000円→800円→660円
Office 365 E3 : 2550円→2120円→1800円

ただし、アメリカでの価格の変化は以下の通りです。

Office 365 E1 : $10→$8
Office 365 E3 : $24→$20

そう、2回目の2012/12/1の価格改定は、日本ローカルでの値下げでした。

Office 365はワールドワイドで提供しているグローバルなサービスです。日米に事業所がある会社で一括してOffice 365を入れる場合、当時のドル円は約82円くらいでしたので同じ物を入れるのにアメリカの事業所で一括契約した方が2割程度安く購入できるような状態でした。

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日本のみならず、こういった地域間での価格の格差を無くすために定期的に想定円レートの見直しが実施されていく事になります。

2012/12/1に行われた改定から約2年後、どうやら近々日本でも見直しになるようです。気になる価格ですが、プランにもよりますが、+30%強と言われてます。

Office 365はEプランは1年契約で、前回の更新から1年間は旧価格が有効ですが、ユーザーによっては今期中に価格改定が適用されるケースも有りそうです。企業の場合など、年間の予算は大丈夫でしょうか…心配です。

こういったことに備え、可能であれば予算申請の際は少し余裕を持って積んだり、ドル円のレートも見ながら立てると良いかもしれませんね。

 

値上げも可能性が有るというのは昨年からちょこちょこ勉強会などでは話しており、先月もMVP Community Campで話したところではありましたが、実際に来るとなると結構大変ですね。

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