今回はちょっとトリッキーなTipsです。
色々なテナントをテストで利用していて、ふと「あれ、この独自ドメイン紐づけていたのどのテナントだっけ」となったり、「あの会社確かOffice 365使っていると言っていたけどテナント(xxx.onmicrosoft.com)どこだろう」…と調べたくなることがあると思います。
こういったときには、Exchangeの管理シェルからGet-FederationInformationコマンドで調べられます。Exchange Onlineに接続し、以下のコマンドを実行してみます。
[PS] C:\>(Get-FederationInformation -DomainName mirogo-shoji.com -BypassAdditionalDomainValidation).DomainNames Domain ------ mirogo.onmicrosoft.com mirogo-shoji.com
この例では、mirogo-shoji.com のドメインが紐づけられているテナントは mirogo.onmicrosoft.com だということが分かります。逆の場合(特定の xxx.onmicrosoft.com に紐づけられているのはどんな独自ドメインか)も同様のコマンドで調べられます。
なお、この例では Autodiscover のDNSをきちんとOffice 365用に設定していないと調べられません。
その場合は、ちょっと面倒ですが、Exchange Server(バージョンはいくつでも良いです)を1台立てて、そのサーバ上のHostsファイルに autodiscover.[調べたいドメイン名] を autodiscover.outlook.com のどれかのIP(例えば40.100.154.56)に向けるように設定して、コマンドを実行すれば大丈夫です。